白内障手術より大変だった、2時間の子守

今日は家ボスの白内障手術の日。

朝、ケアマネさんから
「今、お母様は穏やかですよ」
と聞いていた。

「最近は落ち着いてるんや。」
そう思いながら昼から眼科へ迎えに行った。

しかし、私の顔を見た瞬間だった。

「何で私、こんな所に来てるん?」
「訳も分からんまま連れて来られた!」

はい、ファイティングモード開始である。

手術前は瞳孔を開く目薬を何度もさす。

白内障手術のことは、あえて伝えていなかった。伝えても忘れてしまうし、下手をすると「嫌や!」と拒否される可能性があったからだ。

すると家ボスが一言。

「この病院に来てから、急に目が霞んで見えへん!」

いやいや、お母さん。

それ、今まさに瞳孔を開く薬を入れてる最中やからです(笑)。

看護婦さんそれが聞こえてたみたいで、効いてきてますねと。
もう一度目薬。

そして次の質問。

「いつ帰れるの?」

「施設?それとも家?」

そう聞くと、家に帰るつもりらしい。

「今日は暑いから家は無理やで。」

そう伝えると、納得したのかどうかは分からないが、それ以上は言わなかった。

手術は約15分で無事終了。

今回の待ち時間は、昔のビデオを見てもらって何とか時間を過ごせた。

しかし、私は気付いている。

家ボスは、私の顔を見ると安心するのか、それとも甘えが出るのか…。

穏やかだった人が、一瞬でファイティングモードに変わる。

介護をしている人なら、「あるある!」と思う人も多いのではないだろうか。

さて、次は左目の手術。

今回は昔のビデオ作戦で乗り切った。

次は、どんな作戦を考えようかな(笑)。

帰りはタクシーで施設へ。

運転手さんが、

「白内障の手術ですか?」

と声を掛けてくださった。

「はい。15分くらいで、あっという間に終わりました。」

そう伝えると、

「そうなんですか。今度、うちの母もこの病院へ連れて来ようかな。」

とおっしゃった。

私は迷わず、

「私は何度もお世話になっていますが、先生の判断が的確で、処置も早いので安心できますよ。」

とお伝えした。

今日の私は、2時間近く病院で家ボスの子守。

トイレに何度も行き、手術室を開けようとし、違う部屋へ冒険しようとし、「まだなん?遅いな!」を何度も繰り返す。

正直、手術より待ち時間の方が大変だった(笑)。

それでも無事に右目の手術は終了。

次は左目。

明日は本屋さんへ行って、間違い探しの本を買う予定だ。

さて、次回の子守作戦は成功するだろうか。

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