令和8年8月8日、龍神様に呼ばれた話。〜妹ボス巻き込まれ事件〜

日常を楽しむ

またまた、スピリチュアルな話である。

令和8年8月8日。

「888」の、すえひろがり。

私は朝から春日大社へ行くつもりだった。

こんな日に家におるなんて、もったいない。

そう思っていた。

ところが、この日の予定は私一人のものではなくなった。

始まりは朝の電話

朝、妹から電話が来た。

昨日の家ボスの病院の報告。

妹ボスである。

寝起きの声で、用件は昨日の家ボス、つまり母の病院の報告。

いつも通りのやり取りが終わったところで、私は何気なく言った。

「今日は休みやから、朝から春日大社行ってくるわ」

「何で?」

「今日、ええ日やで。すえひろがりや。888」

「へーそうなんや。行っといでー。」

それで電話は終わったはず。であった。

電話を切ったあと、妹は一人で、考えたらしい。

「今日はええ日なんや〜」

「私、家におったら後悔するかも……」

と思っていたらしい。

そして朝7時頃。

妹からLINEで

「私も行こうかな?」

——えっ?今から準備できるんか?

7時半には家を出る予定である。

のんびりとLINEを送ってきたが慌てて電話。

「今から準備できるん?」

そこから妹は大急ぎで準備。

結局、間に合って二人で行くことになった。

こうして突然の「妹ボス巻き込まれ事件」が始まった。

電車に乗る前は、必ず通る駅近くの白龍弁財天様に手を合わせてから行くように
している。

「今日は妹と一緒に春日大社、五大龍神めぐりをしてきます。

どうぞ無事にお参りが出ますように」とお願いした。

そして、いきなり電車を乗り過ごす

奈良へ向かう電車の中。

妹と喋っていた。

喋って、喋って、喋って……

気がついたら、奈良の駅を通り過ぎていた。

「えっ、奈良過ぎたやん!」

慌てて折り返しの電車に乗る。

そして奈良に戻り、春日大社方面のバスへ飛び乗った。

我ながら、幸先の悪いスタートである。

でも、今思えば。

この「乗り過ごし」が、実は最初の伏線だったのかもしれない。

金龍神社で、まさかの出会い

春日大社に到着。

夫婦大国社でお札をいただき、そこから五大龍神巡りをスタートした。

金龍神社に着いたとき、白い浄衣に身を包んだ神職の方がいた。

例祭日の関係者の方だった。

ここで私は、ダメ元で聞いてみた。

「今日、龍王社の例祭日となってましたが、外から見せてもらうことはできますか?」

すると、

「大丈夫ですよ」と

快く返して頂いた。

もし電車を乗り過ごしていなかったら。

もし予定通りに来ていたら。

もし、ここでこの方に出会っていなかったら。

たぶん、この先はなかった。

外から見るはずが……中へ

10時のご例祭に間に合うように龍王社へ向かった。

私は「外から見学させてもらう」つもりだった。

ところが。

「こちらへどうぞ」

と案内され……

まさかの中へ。

しかも、関係者の方々と並んで座ることになった。

え?

私、見学のつもりだったんですけど。

そのまま神拝詞を一緒に奏上させていただいた。

そして儀式の最中。

ふっと、涼しい風が吹いた。

真夏の8月。

汗をかきながらも

その中で、ふっと吹いた涼しい風。

私は思った。

「龍神様の風やなぁ」

もちろん、証明できることではない。

でも、こういうものは証明するものでもないのかもしれない。

自分がどう感じたか。

それで十分なのだと思う。

最後には、藤の花があしらわれた土器で御神酒をいただいて、
飲んだ後にその土器自体もそのまま授かって持ち帰ってきた。

撤饌の袋には、春日大社の朱印。

そして帰り際、

「来年もまた来てください」

と言っていただいた。

一期一会で終わらなかった。

また来る場所になった。

妹、初めての試練

一方、この日の妹はというと。

普段、車移動が多い。

そんな妹にとって、真夏の境内を歩き回るのは、なかなかの試練だったらしい。

帰りの電車の中、

「何歩歩いたやろ」

と何度も言っていた。

たぶん7,000〜10,000歩くらい。

しかも真夏の炎天下。

体感では、その倍くらい歩いた気がしたと思う。

そういえば、金峰山寺へ行ったときもそうだった。

あの日も妹が突然、

「金峰山寺は?行ってみる?」

と言い出した。

全く下調べなしで、思いつきで言ったようだ。

そして待っていたのは、約900段の階段。

450段降りて脳天大神龍王院へ行き、また450段を登って帰ってくる。

合計約900段。

「降りるだけやったらええけど、また上がってこなあかんやん!」

「しかも、この階段の段が高すぎる」

あのときも妹は、ふらふらになっていた。

「秋にまた行こう」

と誘ったら、

「坂道、階段はもう無理かも」

と言っていた。

でも私は知っている。

たぶん、またついてくる。

妹ボスとは、そういう人である。

一人だったら、たぶん食べていなかった

今回、妹が一緒だったことで、もう一つ変わったことがあった。

私は一人だったら、お昼も食べずに帰るつもりだった。

でも妹がいると、

「アイス食べよ」となり、

ハンバーグとエビフライを食べ、

最後にはかき氷まで食べた。

身体を冷やしながら帰ってきた。

そして、もう一つ。

前日の私は、なぜかスーパーでパックのアクエリアスを2個買っていた。

いつもなら1本。

なのに、その日はなぜか2本。

そして冷凍庫に入れて凍らせていた。

そのときは、何も考えていなかった。

でも、この日。

妹と一緒に出かけて、途中でその1本を渡した。

「あ……これ、妹の分やったんか」

前日に買ったアクエリアス2個。

まさかの伏線回収である。

一生に一度の「888」

令和8年8月8日。

一生に一度しかない日。

私は、もともと無理してでも春日大社へ行くつもりだった。

だからこそ、妹が急に「私も行こうかな」と言い出したこと。

電車を乗り過ごしたこと。

そのおかげで、金龍神社で関係者の方と出会えたこと。

そして龍王社のご例祭に、まさかの形で参加させていただけたこと。

涼しい風が吹いたこと。

御神酒と土器、撤饌までいただいたこと。

「来年もまた来てください」と言ってもらえたこと。

そして、前日のアクエリアス2本。

全部を並べてみると、

「もしかして、呼ばれたんかな?」

と思ってしまう。

もちろん、本当のところは分からない。

ただ私は、こういう偶然が重なった日は、素直に楽しむことにしている。

神様が、

「今日はこっちやで」

と、ちょっとだけ道を動かしてくれたのかもしれない。

そして今回は、その道に妹ボスまで巻き込まれた。

電車を乗り過ごして始まり、

龍王社の御神祭に参加させてもらい、

最後は妹とアイスを食べ、かき氷を食べて帰ってきた。

令和8年8月8日。

一生に一度の「888」。

悔いなく過ごせた。

いや。

もしかしたら、

「悔いなく過ごすように、呼ばれた一日」だったのかもしれない。

ちなみに、金龍神社で私が落としてきたものがある。

黄色いハンカチである。

お供えしたわけではない。

普通に、落とした。

でも、後から考えると、

「金龍様やから、黄色いハンカチを置いてきたことにしとこか」

と思えてきた。

……いや、ただの落とし物やけど。

でも、金龍神社で黄色いものを落としてくるって。

これも何かのご縁なんやろか。

そう思ったら、探しに戻る気にもならなかった。

「黄色いハンカチまで、金龍神社に置いてきた。これも奉納ということで(笑)」

*ちなみに、龍王社はロープ外側からは誰でも自由に見学、参拝できます。
私達以外にも男性、女性数名が同じようにロープの内側に案内され入ってこられた。
これも運である。

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