唐揚げ選手権 ~最大サイズを狙え~

今日は妹ボスと私おすすめの中華ランチへ行った。

この店のランチセットはお気に入りで、

唐揚げ、えび天、酢豚、麻婆豆腐、ザーサイ、スープまで付いてくる。

おまけにご飯のおかわりもできる。

最強ランチ。

先日も同僚と来たばかりだ。

その時、私はご飯を大盛りで注文した。

運ばれてきた定食を見た同僚が言う。

「あなたの唐揚げ、めちゃくちゃ大きくない?」

見比べると確かに大きい。

しかも3個とも大きい。

同僚は自分の唐揚げと何度も比較している。

「ご飯大盛りって言ったから、厨房の人が男やと思ったんかなあ?」

そんな訳あるかと思いながらも、

同僚は、まだ何か気になってるようやから

「じゃあ交換する?」

と聞いてみた。

すると同僚、

「いいの?どれと変えてくれるの?どれにしよー🤭」

と選び始めた。

そして一番大きい唐揚げを取り、

私の皿には一番小さい唐揚げを置いていった。

交換である。

いや、交換なのか?

そして今日。

妹ボスと同じ店へ。

料理が運ばれてきた瞬間、

「姉ちゃんの唐揚げ、めちゃくちゃ大きくない?」

デジャヴである。

また始まった。

私の、こんなんやで。

比較している。

妹ボスも私の皿と自分の皿を見比べる。

「いいよ、交換しても」

「いいの?どれ?どれにしよー?」

そう言いながら真剣な表情で選別作業。

そして見事に一番大きい唐揚げを回収し、

私の皿には一番小さい唐揚げを置いていった。

ここで私は気付いた。

麻婆豆腐が少し多くても誰も気付かない。

酢豚の肉が一つ多くても気付かない。

しかし唐揚げだけは違う。

なぜ人は、こうも唐揚げの大小に敏感なのだろう。

しかも同僚も妹ボスも、

年齢も性格も違うのに行動が全く同じだった。

まず比較する。

次に吟味する。

そして最大サイズを選ぶ。

最後に最小サイズを置いていく。

もはや交換ではない。

唐揚げドラフト会議である。

私は今日、

人類には共通の本能があることを学んだ。

それは、

「大きい唐揚げは欲しい」

である。

こうして第2回唐揚げ選手権も無事終了した。

優勝者は同僚と妹ボス。

私は今回も最大サイズの唐揚げを失った。

なお、私の皿には一番小さい唐揚げが残されていた。

せっかくの美味しい中華。

ギクシャクせずにすんだ。笑

食べ物の恨みは恐ろしいと言うが、まさにである。

見ていないようで、みんな見てる。

私は今回もたまたま大きかった。

でも、逆の立場やったら私も見比べて、かえてよーって
言ってたと思う。

そして、嫌やと言われたら、絶対、恨んでる。笑

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