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施設、家ボス、母の部屋。
冷蔵庫が入り、こたつテーブルが入り、続いては1畳ほどの畳である。
圧迫骨折で入院し、その足でショートステイ、サービス付き高齢者向け住宅と点々とした。自分の足で動き回れない状態になり、母の足は象のように浮腫んでしまった。
母が施設に入って、私は改めて畳の生活っていいなあと思った。施設では一日中靴を履いて、一日中椅子。今までは畳だったから、靴下を履いたり履かなかったり、畳に座ったり椅子に座ったりと好きなようにしていた。私も聞いただけで圧迫感が押し寄せて嫌になる。
そこで思いついたのが、4つ折りのシングルベッドサイズの畳。これだと思い、注文した。もちろん母の施設へ直送で。
▼買ったのはこちら
届く日に施設へ行って、早速広げてみた。畳のいい匂いがする。1センチほどの厚みがあって、床の冷たさや硬さも感じない。そして軽く片手でも持てる。
母は「何でこんなん買ったん?」と言い、続けて笑顔で「あんた泊まっていくの?」と言った。私も苦笑い。
「お母ちゃん、足を伸ばして畳に座れるようにと思ってん。誰か来たらここに座ってもらい」
と話を誤魔化した。それでも母は何度か、ここに泊まっていくのかと嬉しそうに言っていた。
早速母は畳に足を広げて座り、横になって寝たりしていた。「気持ちええなあ〜」と畳の上で寝転がる母を見て、買って良かったと思った。
「私らが来た時だけ出させてな。1人でいる時はつまずいたら危ないからな」と言って、帰りはクローゼットにしまっておく。妹が週一、私が週二くらいで行って畳を広げて座る。
畳を買った理由は、母のためだけではない。
妹が来た時に、ゆっくりしてほしかったのだ。部屋に椅子は1個だけ。あとはベットに座ってもらうしかないけど、それでは落ち着かなやろう。長居してほしいから、足を伸ばせる場所を作った。
意外と畳は重宝している。ケアマネさんも、ここで靴を脱いで話をしていく。畳に座ると、みんなの目線が近くなる。施設の一室が、ちょっと家の部屋っぽくなった。
そしてもうすぐ、先日買ったこたつテーブルの上にかけるブランケットを用意する。
母の部屋には色んなものが増えていく。それでも、いつでも家に帰れるように、最小限のものを買っている。
買った畳について
今回買ったのは、い草の畳マットレス(四つ折り)です。
- サイズ:シングル 幅97×奥行194cm、厚さ約1.1cm
- 重さ:約4kg
- 折りたたむと厚さ約5.5cm
- 表面はい草100%
- 滑り止めシール8枚付き
- サイズはシングルのほか、セミダブル、ダブル、セミシングルショートがあります
畳マットレスは100×200くらいのものが多いですが、これは97×194㎝。
通常のシングルベットと同じサイズです。少し迷いましたが、私の畳ベッドも同じサイズなので、
こちらにしました。
折りたたんでしまえるので、広い部屋でなくても、使いやすいです。参考になればうれしいです。
▼もう一度、畳はこちら

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