高級ブランド財布の悲劇

母にプレゼントした財布がある。

ちょっと奮発して、いいものを選んだ。

長く使ってくれたらいいなと思って。

数日後。

何気なくその財布を見て、固まった。

…固まった。

そこには、はっきりと書かれていた。

マジックで。

太字で。

母の名前が。

いやいやいや。

そこに書く?

しかも油性で?

「自分のやって分かるように」

そう言われたけど、

分かり方、もうちょいあったやろ。

高級ブランド財布、まさかの母専用カスタム仕様。

勝ってるのはブランドじゃなくて母でした。

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